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採卵から媒精・培養

採卵の方法
採卵は卵胞径が17〜18mmに成長した時点で決定いたします。採卵日時が決定しましたら、卵子の最終的な成熟を助けるために採卵時間から逆算しておよそ36時間前にhCGやブセレキュア点鼻薬を用いて黄体賦活を行います。
採卵は静脈麻酔下にて行います。経腟超音波プローブに専用のアタッチメントを取り付け、ガイド下に直接卵胞を穿刺し、卵胞液を吸引します。胚培養士が顕微鏡にて卵胞液中の卵子の存在を確認いたします。終了時に、止血のための膣内ガーゼを挿入します。また、感染予防のために抗生剤の点滴を行います。所要時間は15〜20分程度です。2〜3時間ほど回復室でお休みいただいた後、内診にてガーゼの抜去、経腟超音波装置にて腹腔内の出血の有無を確認します。問題がなければ帰宅していただきます。
媒精と培養
採卵した卵子は数時間の前培養と呼ばれる卵子の最終的な成熟のための時間が必要とされています。およそ3〜6時間の前培養が適当とされています。
採卵当日に提出していただいた精液は、採取した卵子と受精させる(媒精)ために調整を行わなくてはなりません。お預かりした精液はまず密度勾配法で成熟した精子を集め、その後swim-up法を行い運動性の良好な精子を回収いたします。
媒精の方法は過去の精液検査の結果や採卵当日の精液の状態、患者さまのご希望などを取り入れたうえで医師と培養士で検討し決定いたします。