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調節卵巣刺激について

調節卵巣刺激法(排卵誘発)とは?
体外受精などの生殖補助医療では多数の卵胞を排卵誘発剤(ゴナドトロピン製剤)によって発育させ、採卵にて採取することが一般的となっています。
自然な周期で1つの卵子のみ採取する方法もあります。
患者さまの年齢や不妊原因、卵巣機能は様々です。それぞれの患者さまの状態を充分に検査した上で、一番適していると思われる調節卵巣刺激方法が医師により選択されます。
現在一般的に行われているのは以下の方法になります。

@クロミッド法

クロミッドを月経周期3日目から服用します。充分に卵胞が発育したら排卵を促すためのhCG(絨毛性性腺刺激ホルモン)を投与し、約36時間後に採卵を行う方法です。

AGnRHアゴニスト+ゴナドトロピン療法

GnRHアゴニスト製剤は下垂体に作用し早発LHサージを予防します。主に点鼻薬を用います。

  • ロング法
    ゴナドトロピン製剤を始める前周期の黄体期からGnRHアゴニスト製剤を用いる方法。
    GnRHアゴニスト製剤のダウンレギュレーションという現象を利用して早発LHサージを予防します。
  • ショート法
    ゴナドトロピン製剤の開始とほぼ同時にGnRHアゴニスト製剤を開始する方法。
    GnRHアゴニスト製剤は開始すると数日間はFSH(卵胞刺激ホルモン)・LH(黄体化ホルモン)・E2(卵胞ホルモン)の分泌が一時的に亢進するフレアー現象が起こります。
    この現象を利用して、ゴナドトロピン製剤との協力作用により卵胞発育を促します。

BGnRHアンタゴニスト+ゴナドトロピン療法

GnRHアンタゴニスト製剤は内因性のGnRHに拮抗して、LH(黄体化ホルモン)の放出を速やかに抑制する作用があります。GnRHアンタゴニスト製剤はゴナドトロピン製剤を使用し卵胞が14mm程度になったら開始します。注射薬です。

C自然周期法

薬剤を用いることなく、ご自身の自然な月経周期の中で発育した卵子1つを採卵する方法です。